実は強アルカリイオン電解水は、アルコール除菌より効果があると言われています。アルコール消毒液を手指消毒以外にも、菌が気になる場所の拭き掃除に使っている方も多いと思います。今回はアルコールの代わりに除菌対策で幅広く、尚且つ安全に使用できる強アルカリイオン電解水の効果的な使い方をお教えいたします。

ウイルスが流行しやすい冬場こそ強アルカリイオン電解水の出番

まず、「強アルカリイオン電解水」と「アルコール」の除菌効果ですが、大きく違うところはどのウイルスに効果があるかということです。実はウイルスには2種類あるといわれており、1つは「エンベロープウイルス」もう1つは「ノンエンベロープウイルス」というものです。エンベロープウイルスとは、脂質などで構成された膜を持つウイルスであり、この膜がアルコールにより溶解されるため、一般的にアルコールが効きやすいウイルスです。インフルエンザウイルスはエンベロープウイルスです。

ノンエンベロープウイルスとは、膜構造を持たずタンパク質の殻に覆われたウイルスであり、一般的にアルコールが効きにくいウイルスです。ノロウイルスやロタウイルスなどはノンエンベロープウイルスです。アルコール(70%)は、エンベロープのあるウイルスを除菌することはできますが、ノンエンベロープウイルスはアルコールに強く、除菌には⼒不⾜です。アルカリイオン電解水は、エンベロープにも、より耐性の強いノンエンベロープにも効果を発揮しています。強アルカリイオン電解水こそ、冬場のウイルス対策にもっとも適していることがわかりますね。

強アルカリイオン電解水を除菌で使用しても害はないのか

強アルカリイオン電解水は、水中を電気分解してアルカリ性にしたものです。アルカリ性にすることで、除菌⼒と洗浄⼒が高まると同時に、もともとは「ただの水」なので薬剤や洗剤成分が残らず安心して使⽤できます。
強アルカリイオン電解水は、汚れや菌・ウイルスなどを分解した後、中性に戻りただの水になります。市販品の洗剤とは違って泡もたたず、使⽤したあとは乾いたタオルでふき取るだけなので後始末も簡単です。扱いやすさにおいても、安全面でもアルカリイオン電解水は業務でもご家庭でもとても使いやすい除菌クリーナーなのです。

安心して日常的に使用できる強アルカリイオン電解水

強アルカリイオン電解水は水でできているので、人の手に直接触れる場所にも安心してお使いいただけます。健康管理と感染症対策の基本は「丁寧な手洗い」といわれていますが、手洗い前に触れた場所はキレイでしょうか?よく触れる場所や、多くの方が使用するドアノブなどは、こまめに除菌をするとよいでしょう。 電⼦機器に使⽤する際は、直接スプレーすると故障や不具合が起こる可能性があるため、クロスに強アルカリイオン電解水をスプレーしたもので拭くようにします。
スマホは特に、外出中も家の中でも頻繁に触ることが多いアイテムです。ランチしながら、おやつをつまみながらスマホを使う方も多いのでは?スマホもこまめに除菌しておくことをオススメします。