強アルカリイオン電解水を使用するときのメリット

強アルカリイオン電解水は洗浄効果に優れています。次亜塩素酸水とは違い、強アルカリイオン電解水は高い洗浄力を持ち、油脂を乳化させたりタンパク質を分解したりするなど、有機物の汚れの除去に優れています。様々な場所に使うことができるので業務用や一般家庭用に向けて幅広く販売され、多くの人が洗浄を目的として使うことが多いです。

様々な場所に使える強アルカリイオン電解水

アルカリ電解水は基本的に水そのものなので、様々な場所に使うことができます。冷蔵庫、電子レンジ、ガラス、鏡、床、プラスチック用品、電話機、パソコンのキーボード、キャビネット、おもちゃ、便座等幅広くお使いいただけます。 水でできているので何にでも使いがちですが、浸透力が強くpH値も高いためアルミサッシや真鍮に噴霧すると変色する危険性があります。
水拭きできないもの、漆器製品、皮革類、絹製品、ニス塗りの木製品、白木の家具、金、銀、銅、真鍮、貴金属、宝石類などや、 水に濡れて不具合が出るもの、洗剤・クリーナーの使用が禁止されている素材(特にメガネ、アルミ、スマホや液晶TV画面など)はコーティングがとれる恐れがあるので注意しましょう。

二度拭き不要

洗浄力が弱い洗剤の場合、頑固な汚れは何度も擦り洗いしないと落ちません。また、泡立つ界面活性剤なども、洗浄成分を完全に取り除くため数度の拭き取りが必要です。アルカリ性電解水は界面活性剤が含まれないため、泡立つこともなければ乾燥後に洗浄成分が残ることもないため、清掃の際は二度拭きが不要です。
テーブルや床、大浴場などの広い面を掃除するときに2度拭きしなくて良いというのは、とても楽ですよね。

洗剤成分が残らないため、ひとや環境にやさしい

界面活性剤入りの洗剤を使った場合、洗浄後に成分が残る恐れがあるため、何でも口に入れてしまう赤ちゃんやペットのいるご家庭では不安が生じるでしょう。 アルカリ性電解水なら、水から生成されるため、薬剤や洗浄成分が残ることはなく、塩素系漂白剤のような強いにおいもありません。拭き残しがあったとしても、酸性汚れを中和するうちにpH値が下がり、ただの水に戻るため安心です。水洗いできず、熱湯消毒できないおもちゃには、安全なのに除菌ができる強アルカリイオン電解水がピッタリです。こどもの食べこぼしたテーブル・ベビーチェアなども、シュッとスプレーしてふきんで拭いてしまいましょう。
最後に、強アルカリイオン電解水は直接手で触れないよう注意が必要です。使用時は必ず、ゴム手袋・マスクを着用しましょう。