強アルカリ電解水を使用するときの注意点

とても便利な強アルカリイオン電解水ですが、全てのものに使用できるという訳ではありません。水に濡れると困るものにはもちろん、コーティングなどがされている製品には使わないように気をつけましょう。

強アルカリイオン電解水が使えない場所

主に水に濡れると困るものは向いていません。また、車のシートなどの皮製品に塗布していまうと、シミになって残ってしまうので注意が必要です。特にテレビ画面・パソコンの液晶モニター・メガネなどクリアコーティングされているものは、コーティングがとれる恐れがあるので、拭かないようにしましょう。 以下のものにも、使用できないので注意しましょう
・漆器
・革製品
・銅製品
・シルク製品
・ニス塗りの家具
・クリアコーティングされたメガネ
・自動車の塗装面
・宝石類
具体的にはこのような製品には使うことができません。ご使用の際には気をつけましょう。

使用時は直接触れないように気をつけよう

使える場所、使えない場所を確認しましたが、取り扱いにも注意が必要です。原料が水からできているということで、掃除の時に素手で強アルカリイオン電解水を使っている方がいたら、注意が必要です。
・強アルカリイオン電解水のpHはどのくらい?
セスキ過炭酸ナトリウムが約9.8、過炭酸ナトリウムが約10.5、炭酸ナトリウムが約11.2なのに対し、強アルカリイオン電解水は12.5もあるのです。このぐらいpHが高いものが肌につくと皮脂がすぐに取れます。それとタンパク質にも影響を与えかねないぐらいのpHなので、肌の弱い方や長い時間話触れていると肌自体が痛んでしまうこともあります。
・ゴム手袋を必ず着用しましょう
手垢・皮脂を落とすことのできる強アルカリイオン電解水が、手に付着すると、必要な皮脂までとってしまい、肌が荒れる原因になります。皮膚に付着しないように、使う時はゴム手袋をしましょう。また、掃除した直後の湿った状態は、強アルカリ性の性質が残っているので乾くまでなるべく触らないでくださいね