強アルカリイオン電解水は究極の環境対応洗浄液

自ら出来た強アルカリイオン電解水には当然のことですが環境汚染物質を含みません。事業者が清掃・除菌作業を行う際に、清掃後の汚水処理に悩まされている方も多いのではないでしょうか。強アルカリイオン電解水を使用すれば、環境に害を与えることはありません。

強アルカリイオン電解水は環境にやさしい

水から出来た強アルカリイオン電解水には当然のことですが、環境汚染物質を含みません。排水基準の値である、「BOD」「COD」の数値は共にゼロです。
・「BOD」とは
BOD(biochemical oxygen demand:生物化学的酸素要求量)
水中の比較的分解されやすい有機物が、溶存酸素の存在のもとに好気性微生物によって酸化分解される時に消費される酸素の量で、通常20℃で5日間、暗所で培養したときの消費量(BOD5)を指します。
BODが高いということは溶存酸素が欠乏しやすいことを意味し、BOD10㎎/l以上では悪臭の発生など嫌気性分解に伴う障害が現れ始めます。上水用水源としては、BOD3㎎/lを超えると一般の浄水処理方法では処理が困難になるとされています。
・「COD」とは COD(chemical oxygen demand:化学的酸素要求量)
水中の被酸化性物質(主として有機物)を、過マンガン酸カリウム(KMnO4)または重クロム酸カリウム(K2Cr2O7)などの酸化剤で酸化する際に消費される酸化剤の量を酸素量に換算したもので、BODとともに有機汚濁の指標としてよく用いられます。 環境基準は河川についてはBODで、湖沼および海域についてはCODで設定されています。 強アルカリイオン電解水は、清掃作業後の汚水も汚れを含んだ「ただの水」なので残留洗剤分による環境汚染の心配もありません。

強アルカリイオン電解水で汚れが落ちる仕組み

強アルカリイオン電解水は特殊な方法で電気分解して生成されていますので、水の分子が非常に細かくなり汚れにすばやく浸透する力を持っています。汚れのほとんどは油汚れに代表される「酸性」の汚れです。
酸性の汚れに強いアルカリ性を浸透させることで汚れが分解され脂肪酸(石鹸の原料です)が生成されます。 この脂肪酸が界面活性剤の役割を果たし清掃対象物から汚れを解離・分解します。
解離・分解された汚れは白く濁った水となりますのでこれをふき取るだけで後には何も残りません。

強アルカリイオン電解水は二次汚染が起こらない

洗剤に含まれる界面活性剤は汚れを界面(清掃対象物)から解離させる力と同時にすすぎ作業が不十分な場合、再び汚れを吸着する性質を併せ持っていて汚れが再吸着することを「二次汚染」といいます。強アルカリイオン電解水には界面活性剤が含まれないためすすぎ不足による二次汚染の心配がありません。今まですすぎが出来なくて困っていた場所でも、強アルカリイオン電解水ならしっかり清掃・除菌ができますね。最後に、強アルカリイオン電解水は直接手で触れないよう注意が必要です。使用時は必ず、ゴム手袋・マスクを着用しましょう。