製造ライン・床洗浄にも強アルカリイオン電解水で洗浄

大きな工場の製造ラインや床洗浄は、構造が複雑なうえに、範囲も広範囲です。複数の洗剤を使って何箇所も清掃・除菌するのは、人手も時間も大幅にかかってしまいます。様々な場所や用途に使える強アルカリイオン電解水は、食品工場にも安心してお使いいただけます。

製パン工場の製造ライン・床洗浄に強アルカリイオン電解水が使われています

製パン工場の製造ライン・床洗浄にも。
とある大手製パン工場で真菌(カビ)が発生し、工場を稼働できなく困っていました。床の1部分を強アルカリイオン電解水で洗浄テストした結果、3日後に強アルカリイオン電解水で洗浄を行った部分だけ無事だったが、他の箇所にカビが発生し効果を発揮しました。じょうろでp H12.5の強アルカリイオン電解水をたっぷり散布し自在ホウキで床面に塗り広げます。その後、ポリッシャーにて洗浄しバキュームで汚染回収を行った結果、真菌(カビ)の発生が無くなり、無事に製造ラインの稼働が回復しました。

カット野菜製造工業の製造ライン・野菜洗浄にも強アルカリイオン電解水

急速冷凍庫内のラジエターフィンやメッシュコンベア、野菜の洗浄にも強アルカリイオン電解水を使うことができます。加工野菜には許容菌数に制限があり、加工する野菜自体の洗浄と殺菌が必要ですが、次亜塩素酸ナトリウムを大量に使いすぎると野菜本来の味が損なわれてしまいます。また、製造工程で使用する加工機器も徹底的な洗浄が必要だが次亜塩素酸ナトリウムは機器を侵してしまいます。

一方で温水やスチームなどの洗浄方法は加工室内の温度を著しく上昇させてしまい、結露やカビの発生の原因となってしまいます。これらの問題を解決するのが、強アルカリイオン電解水です。 野菜を強アルカリイオン電解水pH12.5〜11.0で予備洗浄することにより、次亜塩素酸ナトリウムの使用量を減らすことができます。強アルカリイオン電解水で予備洗浄することにより、野菜の青臭さが消え、甘みが増します。加工ラインのラジエターフィンはp H12.5、メッシュコンベアーをp H13.1で洗浄し、菌数の減少が認められました。

給食センターの野菜・果物野菜洗浄にも

学校給食センターでは、p H11.5に希釈した強アルカリイオン電解水で野菜や果物の予備洗浄に使われています。今までは野菜や果物の洗浄時に使用する次亜塩素酸ナトリウムによる作業者の身体的負担(目や喉の痛み、手荒れ)に悩まされてきました。そこで強アルカリイオン電解水で予備洗浄を確実に行うことにより、その後に行う次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌を簡略化され、作業者の負担も軽減することができました。管理が難しい、レタスやイチゴのデリケートな食材の日持の向上も期待できます。

給食の食材など管理が難しい用途にも使える強アルカリイオン電解水は、日々働いている人々の健康にも優しい、環境対応型洗浄液です。まな板や包丁など、触接食材に触れる物の除菌・洗浄にも使えますので、何種類もの洗剤を用意する必要もありません。有効な手段の一つとして、ぜひ強アルカリイオン電解水を使ってみてはいかがでしょうか。
最後に、強アルカリイオン電解水は直接手で触れないよう注意が必要です。使用時は必ず、ゴム手袋・マスクを着用しましょう。