強アルカリイオン電解水を使用するにあたって

掃除に万能な強アルカリイオン電解水。一般の洗剤やクリーナーに含まれる界面活性剤や有害な化学物質を含まない「安心・安全」な洗浄・除菌効果のある洗浄水は、人や環境にやさしく、家庭から業務用まであらゆる分野でご使用いただけますが、いくつか注意点もありますのでご紹介していきます。

アルカリ性である以上、手肌に与える影響に注意

アルカリ性である以上、アルカリ電解水でも手肌に影響を与えます。手肌に影響を与える要因は、洗剤に含まれている界面活性剤などの化学物質だけではありません。 アルカリ電解水のように、pHの高さでも手肌は影響を受けるからです。


アルカリ度が高ければ高いほど、手肌に影響がでます。アルカリ側だけでなく、酸性側でもpHが低ければ低いほど、手肌は影響を受けます。ですから、たとえ水であろうと、洗剤であろうと、pHがアルカリや酸に傾けば傾くほど、手肌が侵され(タンパク質変性作用)手は荒れるのです。アルカリ電解水を使用する場合は、必ずゴム手袋を着用しましょう。

水が使えない場所には使えません

万能で使いやすい強アルカリイオン電解水にも、デメリットはあります。
・水が使えない場所には使えない
・アルミ・無垢材に使用できない
・泡立たない
アルミ素材や無垢材に強アルカリイオン電解水を使用すると、変色してしまう可能性があります。私たちの身近にあるの物で、代表できなアルミ製品といえば、アルミの鍋。無垢材は床や、和室の窓枠に使われていることが多いので、窓掃除の際に強アルカリイオン電解水を使用するときは、枠につかないように気をつけましょう。また、通常の洗剤のように泡立ちがない為、お掃除している実感が得られにくいかもしれません。その反面、泡が立たないので、すすぎがラクというメリットもありますね。

直接触れないように気をつけよう

強アルカリイオン電解水は、水からできていますが洗浄液なので、目に入ると大変危険です。万が一お掃除中に誤って目に入ってしまった場合は、速やかに水道水で洗い流してください。 スプレーなどで吹きかけると空気中に広がってしまいます。顔の近くでスプレーしたり、吸い込んでしまった場合は、むせる場合があります。必ずマスクを着用するようにしましょう。万が一、飲み込んでしまった場合は、直ちに大量の水を引用し、医師の診察を受けるようしましょう。

強アルカリイオン電解水は、一般的な洗剤とは違います。界面活性剤も添加物も入っていない、安全な洗浄剤です。水を電気分解したものですが、水そのものとは性質が異なります。高いpH値を示すアルカリ性のナチュラルな洗浄剤だと覚えておきましょう。油汚れや皮脂汚れに強く、殺菌効果もありさまざまな場所で活躍しますが、注意点もあります。使うときには、注意書きをしっかり読んでから使用してください。